2016年5月31日火曜日

母校へ帰る。

  ブログ、めっきりご無沙汰してしまいました。今日で5月も終わり久しぶり過ぎて文章の書き方を忘れました。

 

  さて少しさかのぼりまして最近のご報告を。5月22日に『東京芸術大学音楽学部第2回ホームカミングデイ演奏会』に出演しましたホームカミングデイということで、卒業生、現役の学生、地域の方などと交流を深めて、大学の魅力を伝えていく、そんなイベントでした。

  初めてご一緒する先輩や、大学時代にお世話になった先輩後輩、それから現役の大学院生、10名で杵屋正邦『第四風動』を演奏しました。音楽学部の敷地内には奏楽堂という大きなホールがあり、入学式などの式典や定期演奏会などのさまざまな演奏会、それから演奏試験などに使われます。この舞台に立つのは卒業演奏(試験)の時以来。緊張感のある舞台に学生の時分を思い出しました。尺八の演奏のあとはこの日の為に集まったオーケストラによる演奏。10代から70代までの幅広いメンバーでの演奏だったそうです。終演後は『キャッスル』(音楽学部の学食。この場所も懐かしかった)で懇親会でした。マエストロの小泉和裕先生が挨拶のなかで「音楽家の精神は老いてはいけない、生涯青春であれ」というような事をおっしゃっていて心に響きました。

  

 

 

  上野公園も学校に通っていた時から様変わりして、公園内にスターバックスができました。スターバックスは嫌いじゃないけど、恩賜公園だし、博物館や美術館などの集まる場所なのだから、もっとふさわしいお店はなかったものか…と思います。にしても若冲展の行列はすごかった。