プラトンをある人に勧めれて、タイトルだけは知っていた『饗宴』を読み始めました。そもそも翻訳物が苦手なのですが、内容が内容だけになかなか読み進みません。
そして“きょうえん”つながりで…先日、2014年尺八大演奏会『狂宴』が無事終了しました。大と付くだけあって40人以上のプロの尺八奏者が集まって行われた演奏会でした。終曲では尺八界を牽引してこられた大先輩方や、若手で大活躍している奏者の皆さんと共演することが出来ました。この演奏会は今年が二回目の開催で、私は初参加でした。頼れる兄貴的な松本宏平さん、美人尺八奏者の松岡邦篤さんと三人でジャズ界の大御所、前田憲男氏作曲の『三本の尺八のための音楽NO.1』を演奏しました。尺八の三重奏の中でも異色の作品だと思います。早いパッセージが多く苦労しましたが、本番は良い緊張感で演奏出来たのでは…と思います。
演奏会のプログラムも非常にバラエティに富んでいて、始めて尺八を聴いたというお客様にも喜んで頂けたようです。寒い中お越し下さったお客様、演奏だけでなく運営などをしてくださった奏者の方々、皆様本当にありがとうございました。
