狸小路という札幌の中心部を東西にはしるアーケード街があります。狸小路はわりと昔ながらの商店や観光客向けのお店が多いのですが、端に行くとなんとなくサブカルっぽいお店(古着屋、中古レコード屋、ミニシアターなど…)が増えてきます。そんな狸小路を抜けた所にある古いビルの一階に『FAB cafe』はあります。
店内はカフェらしく白がさわやかな内装。アンティークの家具が落ち着いた雰囲気です。本や雑誌がたっぷり入った本棚が特にかっこ良かったです。メニューはコーヒーはもちろん、紅茶も種類が豊富。ケーキ、食事もたくさん揃っていて、広めのオープンキッチンがあります。
始めてだったのでブレンドコーヒーを飲みました。丁寧に淹れられたコーヒーはやはり美味しいですね。
札幌の街のど真ん中というわけでもなく、行った時間もあったのか日曜日にしてはのんびりした空気でした。一人でふらっと来るお客さんも多くて、遅めのランチなんかにも良さそうです。
どこで読んだか聞いたか、シアトル系のカフェが進出してくる前から札幌のコーヒー文化は深煎りらしいです。なぜかな?やはり冬の寒さとか、夏の涼しさとかが関係しそうです。